門司港レトロ視察レポート

北九州市「門司港レトロ」視察

北九州市・門司港レトロ地区では、歴史的建造物と港湾景観を活かしたエリアマネジメントの手法を視察しました。エリア専属チーム(9名体制)が年間を通じてイベントを企画・運営し、行政は景観・基盤整備、民間はソフト事業とにぎわい創出という明確な役割分担のもと、賑わいと経済効果を両立させている点が非常に印象的でした。

北九州市では、担当部局をエリアごとに細分化し、専任チームを常駐させる体制が取られています。うるま市に置き換えると、「勝連城跡課」のような専門部署を設置し、職員が地域資源の磨き上げと戦略立案に専念するイメージです。ハード(インフラ・景観)とソフト(イベント・コンテンツ)の両面で予算と人材を投下し、戦略的に人を呼び込む姿勢は、今後のうるま市にとって大きな示唆となります。

併せて、門司港周辺ではDMO(Destination Management Organization)の取組についても意見交換を行いました。北九州市には「北九州DMO連絡会議」が存在し、イベント等を通じた誘客に取り組んでいます。一方、関門橋エリアには、下関市と北九州市が連携する「関門DMO」が組成され、地域課題であるイノシシ・シカ被害を「関門ジビエ」としてブランド化するなど、課題解決と観光振興を一体で捉える先進モデルが構築されています。

関門DMOは国の補助金に頼るだけでなく、自主事業による収益化を進め、自走可能な運営体制を整えつつあります。北九州市としてはDMOを直接統制せず、「民間が主体的に地域活性化へ取り組んでくれていることを有り難い」と敬意を表し、公民連携の新しいバランスとして注目すべき点です。

うるま市への展開ビジョン

うるま市においても、DMOを立ち上げ、観光を“ゴール”ではなく地域課題を解決するための“手段”として位置付ける仕組みづくりが重要だと考えます。
食農・観光・商業に加え、教育・福祉を有機的に結びつけることで、

地域資源を「資産」として磨き上げる
持続可能な雇用と所得を生み出す
若者や子育て世帯にも選ばれるまちを形成する

ことを目指したいです!

本視察で得た知見を活かし、うるま市の発展のために一歩ずつ進めて参ります。

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